アメリカ発ーマカベェの米株取引

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【ジム・クレイマー】自らが変化することで成長する会社こそが伸びる!変化しない会社は死あるのみ!【Mad Money】

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こんにちはマカベェです。

ジム・クレイマーの8/23のMad Moneyはどうだったでしょうか。

 

今日はダウは-0.47%、SP500は-0.22%、そしてナスダックは-0.002%やったな。さて、もしあなたのポートフォリオがCOVIDのパンデミック中で良くやっとったら、ポストCOVIDの時代にはそのポートフォリオのパフォーマンスが悪くなるのは自明のことや。COVID時代に好調なビジネスが今の新しい時代に対応するのは簡単なことじゃなくて、それがあちこちで失望をうんどるんや。

 

昨夜Zoom Videoが決算を発表したんやが、また大きな失望をよんだよな。COVIDのワクチンが開発されてからというもの、このCOVID時代のダーリンは、それまでの会社の殻を破って上にいけずにいるどころが株価は下落する一方や。Zoomにおいては個人消費者サイドの需要が弱くなって、やけどエンタープライズサイドの需要は強いままやとかなんとか言われとるが、違うで。実際何がおこっとるかというと、Microsoft Teamsとの競争の激化や。あまり目立たないかもしれんが、Microsoftはそれはそれは恐ろしい競争相手なんや。

 

やけど、Zoomの失望の決算から学べるレッスンは何か?それは、Zoomは結局彼らのどこが間違っとるのかわかってないんやないかということや。パンデミックはリアルにおさまっとるんや。特別な場所でない限り人々はもはやマスクもしてないんや。やけどZoomがビジネスとしてやっとることは、まだまだわいらはマスクをして家に閉じこもっている状況であるかのようなんや。COVIDのウイルスが怖いから学校にも行きたくないし、飛行機にも乗りたくない。そんな世の中であるかのようなんや。今の状況見てみ?何一つ真実やないやろ?

 

やけどどうしろというのかと思う人もおるやろう。ZoomはZoomや。ビデオ会議の会社であることには変わりないじゃないか。それ以上彼らに何ができるというのか?やけど、わいが言いたいのは、彼らは55億ドルのキャッシュを持っとるんや。なんでむざむざそれをただ持っとるんや?なんで彼ら自身を再発明すべく、新しいアクションをおこさんのや?もちろん、彼らがコールセンター向けクラウドサービスを手掛けるFive9を買収しようとして失敗してしまったことはしっとる。やけどそれはもう一年以上の前のことや。そこからどういう新しいことをトライしたんや?わいには見えてこんで。

 

なんやって?Zoomのコアビジネスに合うような会社はそうそう出てこないやって?やけど巷には何百という、ベンチャーキャピタルが投資しとるソフトウェアビジネスがあふれとる。本当にそのどれもZoomのビジネスにあわんのか?例えばほんのわいの一つのアイディアをあげてみよう。ドラフトキングスとパートナーシップを組めばええやないか。そして、スポーツのゲームの最中に解説者や賭けている人たちがつながれるプラットフォームを作ればええやないか。今ZM株を持っとる人が恐れとるのは、Zoomの製品についてじゃないで。コアプロダクトは素晴らしいものなんや。やけどその、もっと大きなものを夢想して想像してそこに向かって挑戦しようとしないという姿勢が、こんなにも株価が下落しとる大元の原因となっとるわけや。

 

もちろんZoomは一人ぼっちじゃないで。Docusignだってそうや。COVID自体に盛り上がった彼ら自身のビジネスのその上に向かっていけてないんや。多くのキャッシュがあって、いろんなサイバーセキュリティー会社と組めばもっと面白いことができるんやないかと思うんやが、ただ手をこまねいとる。DocusignはDocusignじゃないとあかん、ZoomはZoomじゃないとあかん、みたいに硬直化しすぎとるんやないか?昨夜のZoomのカンファレンスコールを聞いて失望したのは、なんだ、結局Zoomはまだ古いままのZoomでいることに甘んじとるやないかということや。

 

Docusignも同じや。未来もこのままのビジネスモデルのDocusignでええと思っとるんや。わいは素晴らしいCEOが手綱を握れば、消費者契約を一挙に担ってあらゆるサイバーセキュリティー上の脅威に対抗できるシステムを持つ新しい会社に生まれ変わることができると思うんや。やけどそんなことはまだ誰もやろうとしない。まるで二年前の株価が高かった時からやっとることの変化がないんや。彼らはイマジネーションがない。ちなみにPelotonも失望をうみ続けとるが、この会社はそもそも生まれ変わるだけのキャッシュを持ってないから厳しいんや。

 

ZoomとかDocusignはもう既に良く知られたCOVID銘柄で今は敗者銘柄やが、これらとは違うセカンダリーな敗者の株もあるんや。それがわいのフラストレーションをめちゃめちゃためとるんや。例えばCloroxや。この消費者製品の会社は、COVID時代の除菌ワイプの需要爆増の波に乗り、しかも消費者の懐具合が暖かかったということも相まってCOVID時代にのびたんやが、そこから失速して時価総額は実に22billionから18billionに下がっとる。この会社はわいはCOVID時代に儲けたお金を使ってどんどん次の手を打っていくべきやったと思うんや。Naturalとかオーガニック製品に特化してどんどんいけばよかったと思うんや。例えばElf Beautyとか買収したらよかったんや。

 

もしくは変化球やが、Utzを買ってスナックのフランチャイズとなんかやるのはどうや。もしくはグリル製品のTreagerを買収してそっち方面にうってでるということも考えられるやろう。Treagerとかは今めちゃめちゃ安くなっとるわけやから、買って、ウッドペレットのところを攻めていけばええやないか。ビジネスはロケットサイエンスじゃないんや。追い風が吹いて儲けた時にイマジネーション高くうってでんとあかんのやないんや。

 

鉄道会社と航空会社はどうや?これらのビジネスはいわゆるBoom and Bustのビジネスや。状況が良くなったらどんどんいって、悪くなったら従業員を解雇するんや。ダウンターンの時は躊躇なく人員整理をやるんや。そうしたら、今はどういう状況やと思う?航空会社のことを考えたら、パイロットとかメカニックが今不足しとるんやないかという状況を容易に想像できるやろう。やけど会社側はそういうことに対応するのが下手なんや。変化に弱い側面がある。当然予想できることなんやが、一度首にしたパイロットとか従業員が自動的に戻ってくるとでもいうんか?なんで再トレーニングプログラムなりもっとうまく対応できるシステムをつくらない?そういう状況が生み出すもの、それは賃金の上昇で、それが問題なんや。

 

リテールはどうや?わいが今回の決算発表でリテールの決算発表を聞いて驚くのが、彼らも変化についていけてないということや。わいらはCOVIDの時代は外に出かけなかった。やけど今はドレスアップして外に出かけるんや。永遠に外に出なくてCOVID時代のように部屋着中心なわけないやないか。なんでそういう変化を先読みできんのや?確かに、ワークフロムホームも、どれぐらいの割合の人がいつからどうなるのか、予想するのは難しかったかもしれん。

 

ワークフロムホームということでいうと、今Ciscoはブレイクアウトモードや。半導体不足の問題が緩和されて、供給が需要においついてきとるんや。後は、Palo Alto Networksの決算は素晴らしかったな。昨日CEOのNikeshと番組でしゃべったが、彼はわいが思うに、物事は常に移り変わることを真の意味で知っとるはじめてのCEOや。彼のサイバーセキュリティー会社は変化に対応することをキャピタライズして大きな利益を手にしとるわけや。だから株価があんなに伸びるのは当たり前や。

 

車会社はどうや?半導体不足の問題で長い間苦しんどるわけやが、それはもともとは、彼ら車会社自身が古い考えの持ち主で、デジタルの時代の車とは何かを夢想できずにアナログな開発に集中したあげくのことなんや。本当はとうの昔に自前で半導体のファウンドリーをつくって抱えとってもおかしくはなかったんや。将来を見通して変化に対応するところの弱さ、彼らはそのつけを今も払わされとるんや。

 

COVIDにしてもそうや。COVID時代、そしてそこからポストCOVID時代の変化に対応できなかったことが、Fedの多大な金融緩和と政府の大きな財政出動を生んだと言ってもええぐらいな。実際、もし企業活動のようなプライベートセクターがCOVIDからポストCOVIDへの時代の変化にもっと能動的についていけていれば、もっと今はいい状況になったかもしれんのや。

 

結論やが、変化に対応できないものはし落ちていくのみや。自らが変化することで成長する会社こそが伸びるんや。変化しない会社は死あるのみや。今苦しんどるCOVID時代の旗手たちは、もし潤沢な資金があれば、例えばZoomとかは、まだまだ会社を生まれ変わらせることで、この先も成長を続けていけるはずや。やけど彼らは自分自身の姿が見えてなくて、真実が見えてないようなんや。

 

 

変化することで成長することが大事というこですね。

 

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