こんにちはマカベェです。
ジム・クレイマーの10/1のMad Moneyはどうだったでしょうか。

四半期が終わったら、何がうまくいって、何がうまくいかなかったのかを振り返らなあかん。最近この番組では債券の話をたくさんしているし、原油の話もたくさんしている。金利は急上昇しているし、Fedは利上げをやったよな。これはいつだって株には厳しい。そして今度は、1万人の兵士を伴う3隻目の空母が湾岸地域に向かっていると報じられている。これはちょっと不安になる話や。でも、新しい四半期が始まる10月1日には、これからどっちに進めばいいのかを示すコンパスが必要や。

では、一番いいコンパスは何か。それは前の四半期や。幸い、今日は比較的落ち着いた相場やった。ダウは+0.04%、SP500は+0.19%、そしてナスダックは+0.04%やった。わいは途中までナスダックが一気に上抜けるんやないかと思っていたんやけれど、湾岸地域に空母が向かっているというニュースが出てきて、せっかく始まりかけていた債券市場の反発が止まってしまった。でもまあ、最近はいろいろなマクロの話が多くなっている中で、前の四半期にどの銘柄が上がってどの銘柄が下がったのかを見ておくのは大事なことや。ということで見ていこうやないか。

まずSP500を見てみよう。第3四半期は+2.03%やった。悪くはない。でも、ものすごく良かったわけでもない。ただ、Modernaを持っていた人は別や。第3四半期だけで175%上昇した。なぜか。Modernaは長年、がん治療の分野で結果を出そうと苦労してきたんやが、ついにMerckと組んでメラノーマに対するワクチンで大きな成果を出した。今、医学界はこのワクチンがどこまで大きなものになるのかを見極めようとしている。医師たちは、このワクチンによってメラノーマの再発をほぼなくせる可能性に期待している。それが株価が急騰した理由や。

ただ株は、その後は少し下がっている。他のがんにも同じような効果が広がるとは限らないという話が出てきたからや。それは分かる。でも、これまでModernaはCOVIDだけの会社、一発屋みたいに見られていた。それが今や、がん治療でも巨大な存在になる可能性が出てきた。この変化を考えれば、今回の上昇にはそれなりの理由があるとわいは思う。次はEverpureや。第3四半期に66%上昇した。Everpureは旧Pure Storageのデータストレージ企業やけれど、この四半期、一気にハイパースケーラー関連銘柄になった。Metaが自社のストレージの一部にEverpureを採用した。そして、他の巨大クラウド企業も続く可能性がある。この株はものすごい上昇をしたけれど、わいはまだ上がっても驚かんで。

次はVeevaや。覚えとるか?少し前に「SaaSpocalypse」という話があった。AIによって企業向けソフトウェアが全部やられる、SaaS企業は終わりや、という話や。ライフサイエンス企業向けソフトウェアを作っているVeevaも、このAI代替懸念で徹底的に売られた。ところが、実際にはそんな代替は起こらなかった。そうなるとVeevaの下落に賭けていた人たちは一気に苦しくなって、ソフトウェア株全体が猛烈に戻してきた。その結果、Veevaは第3四半期に61%上昇した。

ただ、今は予想利益の30倍を超えていて、4月の安値からすでに135ポイント近く上昇している。だから、ここではわいは買わんけどな。同じソフトウェア株の反発でも、Salesforceの方がまだ上昇余地があると思っとるで。そしてPalantirや。これも60%上昇した。わいはPalantirを信じている。成長率はトップクラス、粗利益率も高い。そして経営陣も頭が良くてタフや。わいは250ドルを目標株価にしてきた。今のところ、ちょっと強気すぎということになっとる。株価は一時207ドルまで上がったあと荒い値動きになって、今は190ドルあたりまで戻ってきた。でも190ドルなら、わいはまだPalantirを買うで。

では今度は、SP500でダメやった銘柄を見てみよう。まずFair Isaac。FICOスコアの会社や。第3四半期に約50%下落した。Federal Housing Finance Agencyのトップ、Bill Pulteは、FICOがあまりにも強い力を持ちすぎていて、しかも料金が高すぎると考えている。そこで住宅ローンの信用評価にもっと競争を入れて、融資を受けるコストを下げようとしている。その考え自体には、わいも賛成や。ただ、わいが話を聞いた銀行はFICOを気に入っている。長年使ってきて、ちゃんと機能することを知っているから信頼しているんや。Fair Isaacは長年ものすごい勝ち組銘柄やった。でも今は、政府という強力な相手がFICOの独占的な地位を崩そうとしている。

次はAppLovin。広告主と適切なユーザーを結びつける能力で、以前はモメンタム投資家たちの大人気銘柄やった。アプリ内広告の市場で圧倒的な地位を持っていたんやけれど、Android側で競争が激しくなって、ストーリーが崩れて株価は44%下落した。それでもまだ時価総額は940億ドルある。わいには、まだちょっと高すぎるで。そしてCorning。これも約40%下落した。ただし、この数字には注意が必要や。Corningは年初の88ドルから前四半期末には255ドルまで上昇していた。だから、第3四半期に154ドルまで下がったのは、会社のストーリーが壊れたというより、大幅上昇のあとの利益確定売りや。

わいのファンドにとってCorningは特に印象深い銘柄や。わいはケンタッキー州HarrodsburgにあるCorningの工場を実際に訪問した。ここではApple向けのガラスを作っている。そしてこの工場を見て、わいは一つ確信した。データセンターの未来は銅線やない。光ファイバーや。だからCorningがまた大きく下がることがあれば、わいは喜んで買い戻したい。ただ、この株はなかなか下がってくれん。

では次にNasdaq 100を見てみよう。第3四半期は+2.47%やった。上昇銘柄としてはまずStrategyや。昔のMicroStrategyや。Bitcoinがようやく上昇して、それにつれてStrategyも76%上昇した。でも、Bitcoinが好きなら、わいにはもっと単純なアイデアがある。Bitcoinを買えばええ。次はPalantirやが、それについてはもう話した。あと、Workdayは56%上昇した。ここでもクラウドソフトウェア株が猛烈に戻ってきた。それに加えて買収観測まで出てきた。そしてCrowdStrikeや。サイバーセキュリティが極めて重要なのはみんな分かっている。わいのファンドでもCrowdStrikeを持っているけれど、第3四半期に39%上昇した。これは非常にええで。

ではNasdaq 100の下落銘柄にいこう。またAppLovinが出てきて、-44%。でも、次は、わいなら買いたい銘柄や。KLA Corpや。KLAは半導体製造装置メーカーや。今は広範囲で半導体不足が起きているけれど、その供給不足を解消するにはKLAの装置が必要になる。Micronを見ても分かるように、半導体への需要はものすごく強い。それなのにKLAは第3四半期に35%下落した。これは面白いで。そして、Rocket Labは31%下落した。ロケット株でも、開発の遅延、株式の希薄化、利益率の低下があれば普通に下がる。ロケットが欲しい?じゃあSpaceXや。

ここまでSP500、ナスダックとみてきたが、最後に、わいが実は第3四半期から最も重要な教訓を得られると思っているのが、30銘柄で構成されるダウ平均や。第3四半期は-2.7%やった。その中で最大の勝者はSalesforceや。+46.5%。これもSaaSpocalypseを生き残った銘柄や。AIが企業向けソフトウェアを破壊するという懸念で株価が大きく売られたけれど、そのおかげでSalesforce自身は安いところで大量の自社株を買い戻すことができた。そして実際の決算も非常に良かった。さらにAnthropicとの大型提携も発表した。だから、わいのファンドではSalesforceを持ち続けるで。

次はMicrosoftや。わいはMicrosoftの上昇はまだ始まったばかりやと思っとる。第3四半期は37.5%上昇した。市場が再び企業向けソフトウェアを評価し始めたからや。それでも年初来ではまだ6%程度しか上がっていない。AI製品のCopilotは絶好調。Azureのクラウド事業にも明確な成長加速が見えてきた。そして巨額のデータセンター投資についても、ようやく利益につながる兆しが出てきた。わいはMicrosoftがかなり好きや。次はChevronや。イランをめぐる戦争で原油価格が上昇している。そしてベネズエラにも新しい可能性が出てきた。化石燃料関連の株を一つ選ぶなら、わいは今でもChevronが一番好きやで。

次はAmgenやが、+16%。これは出遅れ修正の上昇や。でも、ここでわいが買いたいのはAmgenよりもJNJや。今日、JNJは完全に叩き売られた。わいならここで買うで。ではダウの下落銘柄にいこうやないか。まずCaterpillarや。これはCorningとかなり似ている。それまでにものすごく上昇していたから、第3四半期には24%の利益確定売りが出た。ただ、Caterpillarのエンジンは今、データセンターの電力供給源として重要性がどんどん高まっている。だから株価がすでにかなり上昇してきたことを考えても、この下落は買い場なのかもしれん。

IBMは決算をミスして22%下落した。わいのルールは知っているやろ。決算をミスしたら、次の四半期まで待つ。IBMという会社自体は好きやが、でも、ルールはルールや。そして最後に、あまりにも有名なブランドなので、なかなか見捨てられない2社がある。Home Depotは19%下落したんや。これは、わいのファンドにとって悪い銘柄選択やった。そしてMcDonald'sは15%下落したで。Home Depotは完全に金利の人質や。第3四半期の金利上昇は、わいが覚えている中でもかなり激しいものやった。住宅ローン金利が高ければ、住宅関連の消費は当然弱くなる。だからHome Depotが本格的に楽になるには、金利が下がる必要がある。

McDonald'sも、自分たちで自分たちの邪魔をしているような状態からなかなか抜け出せない。ただ、歴史を見るとMcDonald'sがPERベースでここまで安くなったときは、面白いことが起きる場合がある。だから、これはまだここからも見ておいた方がええで。結論やが、わいは第3四半期を振り返ったときに、一番大きなテーマは二つあったと思う。一つは、AIに破壊されると言われていたソフトウェア株が復活したこと。Salesforce、Microsoft、Veeva、Workday。SaaSpocalypseと言われて徹底的に売られた銘柄が戻ってきた。

もう一つは、CorningやCaterpillarみたいな、データセンター投資の恩恵を受けて猛烈に上昇してきた銘柄に利益確定売りが入ったことや。別に、AIトレードが終わったわけやない。その中で、上がる場所が少しずつ変わっているんや。ただ、今わいが一番心配しているのは、金利上昇が株式市場に与える影響や。金利がこのまま高い状態で続けば、株のバリュエーションには当然プレッシャーがかかる。それが本当に企業業績にまで響いてくるのか。数週間後に本格的に始まる決算シーズンで、それが見えてくる。今のところ、この金利上昇は株式市場にとってプラスには見えんけどな。
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