こんにちはマカベェです。
ジム・クレイマーの4/7のMad Moneyはどうだったでしょうか。

今日は序盤で相場は壊滅的にやられたんやが、午後になるにつれて原油が下落し、それに伴って主要指数は力強く切り返したんや。というのも、イランが、パキスタン の仲介による2週間の停戦案を支持する姿勢を見せているように思われたからや。その結果、ダウは-0.18%、SP500は+0.08%、そしてナスダックは+0.10%で引けたんや。驚くべき切り返しやったが、相場全体に広がりのあるものではなかったで。反発自体は簡単やった。確かに興奮させられる動きではあったが、それが続くかどうかについてはわいは確信がないで。

まあ、こう言っておこうか。本物の合意であれば、相場はもっと大きく上がっていたはず、と。しかし、わいに言えるのは、もはや危機を脱した銘柄もある一方で、まだ多くの銘柄はそうではない、ということや。なぜそれが分かるのか。わいは株の言葉を読めるからや。そして正直に言って、わいには聞こえてくる内容が気に入らないんや。トランプ大統領も、こんな内容は気に入らないはずや。もちろん、こう言うこともできるで。彼はいま、一つの文明を破壊すべきかどうかを判断しようとして手一杯なのだ、と。これはわいの言葉ではなく、彼自身の言葉や。

個人的には状況が沈静化してほしいと願っとる。なぜなら、もし大統領が イランに対して本当に中世さながらの苛烈な行動に出るなら、それは世界にとってとてつもない損害になるからや。そして、わいらの経済にとってもそうやろう。株式市場はまさにそう言っているんや。わいらメディアは、いろいろなデータに注目するよな。たとえば今朝、アトランタ連銀の GDP 予測は、経済成長率見通しを 1.6% から 1.3% に引き下げたんや。かなり大きな下方修正や。

もっと具体的なことを言うと、WTI 原油は 1バレル 112ドルで、年初来 93% 上昇しとる。これは良くないで。もちろん、S&P 500 が年初来ではまだ約3%安にとどまっている点は指摘しておくべきやろう。JP Morgan のチーフ・ストラテジスト、Michael Cembalest の分析によれば、歴史的に原油価格が2倍になると、S&P 500 は常に20%以上下落してきたんや。その基準で考えるなら、ここからさらに原油が少しでも上がれば、相場にはまだかなり大きな下値余地があることになるで。

そういうことが実際に起きるかどうかは分からん。今回の巨大な値動きは、一人の人物の願望、意志、あるいは極めて強い思考過程に依存しとって、簡単に覆され得るものだからや。しかし、彼が次に何をするのか、あるいは何を撤回するのか、わいらには分からん。わいはパキスタンがこの2週間の停戦を実現してくれることを願っとるで。それでもまあ、GDP 予測であれ原油価格であれ、わいにはややマクロすぎるんや。だからわいは、個別株が何を語っているのかに耳を傾け、ボトムアップで分析するほうを好むんや。

まず注目したいのは、最も激しく警告を発しているところや。それが小売や。最大の存在は Walmart や。Walmart はまさに「巨大企業」という言葉を体現する銘柄や。もともとは低価格小売業者やが、いつの間にか年収10万ドルを超えるような比較的裕福な顧客まで引きつけるようになっとる。とはいえ、それでも本質は変わらんで。所得の低い層が食料品や衣料品を多く買う場所なんや。Walmart はこれまで圧倒的な勝ち組やった。そのことは多くの他の小売業者を置き去りにしてきたんや。ところが今日の株価は、違うことを語っとったで。

今日は株価が 3.4% 下落したんや。大きな下げや。この下げは、Walmart でさえ多くの人にとって高すぎる店になってしまったことを示しているのかもしれん。これは通常なら励みになる話ではないで。問題が Walmart 株そのものにあるのかどうか、わいらは見極めないとあかん。今の Walmart は大きく上がってきた結果、2027年度予想利益の42倍で取引されとって、これはこの会社の歴史の中でもほぼ最高水準に近いんや。かなり割高や。バリュエーションが割高で、もしかすると店の商品自体も高すぎるのかもしれん。

では一段階下に降りてみようやないか。Dollar General と Dollar Tree というディスカウントストアはどうやろうか。景気が減速し、人々が節約のためにより安い店へ移らなければならなくなると、彼らが向かうのはこの二社や。ところが、これらの株価は、消費者の痛みがあなたの想像以上に深いかもしれないことを示しとる。Dollar General は本日 2.6%安。Dollar Tree は 4.2% 急落したんや。少なくともどちらか一方は、もっと前向きな動きを見せるべきやった。それがそうなっていないのは、単純に問題や。そしてこの国の何千万人もの人々にとって、悪い兆しや。

消費者について結論を出す前に、もう一つ別の場所にも耳を傾ける必要があるで。衣料品のオフプライスストアや。CPIでも大きな比重を占める分野で、代表的なのは TJX、Ross、Burlington や。これらは正規価格販売の競合他社を置き去りにするほど、これまで驚異的なパフォーマンスを見せてきたんや。ところが今日は違ったで。中でも最良の TJX が 2.6% 下落したんや。ライバルの Ross も 2.2% 下落。より厳しい消費者層を相手にする Burlington も 3% 下げたんや。これらもまた、消費者の状況がかなり悪いことを示しているように思えるで。

さて、COVID以降、多くの人が「お金には余裕があるが、時間がない」という考え方を嫌うようになったんや。つまり、休暇には記録的な人数が出かけてきた、ということや。では、それは今でも続いているんやろうか?これを見る最良の方法はクルーズ会社を見ることや。というのも、クルーズは割安感があり、パンデミック後に驚異的な成功を収めてきたからや。でも、どこも持ちこたえていないで。Royal Caribbean は 2.9% 下落。Norwegian はひたすら沈み続け、今回は 3.3%安。Carnival も 3%下げたんや。さらに、より富裕層の顧客を相手にしていることを誇りにしてきた Viking Holdings でさえ 2.7%下落したで。

もう一つ耳を傾けるべき場所がある。それが住宅と住宅修繕のセクターや。つまり Home Depot と Lowe’s や。案の定、これらの株価は失望的ではっきりしたメッセージを発しとる。Lowe’s は 1.5%安、Home Depot は新安値圏に沈み、しかも派手に 2.4%も下落したんや。本当にひどい株達や。これと Nike がわいのファンドにとって最悪の二つで、まるで大きな旅行用トランクを背負わされているような重荷や。とにかく、この二社に関連するブランドは非常に多く、市場のその一角から上がる悲鳴は耳が痛くなるほどや。

そうなると、住宅建設株にも耳を傾けたくなるが、このセクター全体も心配されとる。高価格帯の Toll Brothers は 3.4%安、低価格帯の D.R. Horton も 3.3%下落。心配になって当然や。最後に、信用の状況はどうやろうか?わいは Capital One を見るのが好きや。お気に入りの一つやし、高金利を支払っている多くの人々の状況を映しているからや。今日の下落は 1.6%にとどまったが、高値からはすでに 80ポイント近く下げとるんや。つまり、見えてくるのは弱さや。本当の弱さであり、よくなるどころか悪化しているということや。それが相場全体の反発によって見えにくくなっているんや。

株式市場の歴史家たちは、こうした否定的な声の群れは、将来 Fed 議長になるかもしれない Kevin Warsh にとって追い風になると言うかもしれん。株価は先行指標だからな。彼らは、状況が本当に崩れかねず、もし市場が崩れれば、Fed にとって利下げはしやすくなると言うで。でも、他にも耳を傾けるべき声があるんや。それは、景気が減速しているだけでなく、同時にインフレ的でもあると告げる声や。インフレが激しくなりうるとき、最も悪い動きをするのが医薬品株や。案の定、ここでずっと話題にしてきた Merck は今日 1.3%下落。ようやく良くなり始めたかに見えた Pfizer も、今日はだめで 2.6%安やった。AbbVie も下落、Novartis も逆方向に向かっとる。

食品株はどうや?これもインフレの指標なんやが、ConAgra、Campbell’s、General Mills、Kraft Heinz はいずれもかなり安くなったんや。さらに忘れてはならないのが Olive Garden の親会社である Darden で、今日はみじめな 3%安と、まるで大声で何かを叫んでいるかのようや。つまりわいには、指数の動きに隠されている大量の悪材料が聞こえているんや。弱い消費者にインフレが重なる。そうなると、それは Jimmy Carter 時代のようなスタグフレーションを意味するで。大統領が慎重でなければ、そうなりかねないんや。

結論やが、株は嘘をつかないんや。もちろん、今まさに来そうに見えるスタグフレーションのシナリオも、簡単に反転しうるものや。同時に、こうした声が助けを求めて叫び続ければ、事態がどう制御不能になっていくかも見えてくるで。頭の中では、こうした株たちにはもう黙っていてほしいと思うんや。でも、相場との会話というのは、そういうふうには進まないんや。
まだまだ一筋縄ではいかなそうな気がします。
応援よろしくお願いします。
